現場女子、女職人あるある。

こんにちは!まるこです!

今日は現場女子、女職人にまつわる「あ~、あるある」「わかる~」という6つあるあるネタをピックアップ。

  1. 名前を一発で覚えてもらえる
  2. 視線が集まる
  3. 作業時はメイクをしない
  4. トイレがない or 汚い
  5. 汗をかいても着替えができない(コンビニへGo!)
  6. 謎にモテる(紹介話がくる)
目次

名前を一発で覚えてもらえる

少し前の令和2年度の統計ですが、建設業における就業者数は約485万人、男性約400万人に対し、女性は約80万人。女性の業種別でみるとその割合は、わずか2.9%。
(国勢調査(総務省統計局) 時系列データ 人口の労働力状態,就業者の産業・職業より抜粋)

この数字には、監督職なども含まれているため実際の技術職(職人)はもっとわずかになります。

統計から分かるとおり「現場の女性は本当に珍しい」という事になります。
現場で初めてお目にかかる職人さん、現場監督などほとんどの場合、一発で名前を覚えてもらえます。

私はペンキ屋の時は兄が親方なので為名字が同じ。(当時まるこは独身)
現場で名前を聞かれる事もあれば、特に下の名前は伝えてないけど知られている事がよくあります。

まるこ

まるこです。よろしくお願いします。

合う度に話すようになると「まるこちゃん」「まるちゃん」など親しみ易くよんでくれる様になります。
現場監督が年下の場合は、「まるこさん」とやはり下の名前で呼ばれてます。

足場の上で「まるこー!まるこー!」と親方がよく呼んでるのを聞いていた施主様にも「まるこさん、お茶おいておきますねー!」と呼ばれる事もあります。笑

名前を覚えてもらえるのは、仲良く付き合っていく上でメリットといえます。という私は、顔と名前を覚えるのが苦手ですが・・・(^^;)

視線が集まる、男性に間違われる

作業中はもちろんの事ですが、仕事終わりにスーパーへ夕飯の買い出しにいく、コンビニへ行く、とにかく作業着を着ているとかなりの確率で視線を感じます。

二度見もよくありますね~やはり女性は珍しいから仕方ないです。

作業着に頭はタオル巻いてるとなおさら「ん?男?女?どっち?」みたいな顔してる人も居ます。笑

よくあるのが、施主様や通行人に挨拶したら「あら!男の人だと思ったら女の方だった!」と言われること。
「ですよね~分かりませんよね~アハハハハー!女でしたー!」と返しています。

アパート、マンションなどの時は色んな方が出入りします。
小さなお子様連れのママさんが「ほら、お兄さんの邪魔になるでしょ!早く!」なんて急かしてる時「どうもすみません。ご迷惑おかけします。」と言うと声を聞いた途端「ごめんなさい!お姉さんだった!」とママ大慌て。

謝らないで。笑
慣れっこだし、むしろ女だと気づく方が凄いですから!

小学生が帰り道、足場の上の私に気づくと「あ!女の人がやってる~」とかもあるあるです。

視線を感じても文句を言われるわけでも変な目という訳でもなく、きっと珍しさからくるものなので全く気になりません。現場近くの通りすがりの方達に声かけてもらえるのでむしろ、営業のきっかけできてラッキー!という感じです。

作業時はメイクをしない。オフの日に化粧。

これはあるあるではないでしょうか?
私は会社員を辞め、職人の道へ足を踏み入れ始めた頃は「女を忘れまい」とメイクしてました。けれど一瞬で無駄な作業だと思いやめました。

ペンキはつくは、顔はすすや埃まみれだわ、汗でぐちゃぐちゃになるわで無意味だな、と。
しかもメイクなんてしてたら汗かいても拭えない!!

「油っぽいからあぶらとり紙でおさえる、汗を軽くハンドタオルで押さえるように拭いてお粉をたたいてメイク直し」なんてまずないです。

現実は、真夏のヘルメットの中は汗びっちゃり、シャワー入ったんじゃない?レベルで顔もぐちゃぐちゃ。
お粉ではなく水を頭からかぶってタオルでガシガシ吹き上げる。やるのは日焼け止め塗り直しのみ。
居酒屋で見る、おじさんが布巾で顔や首を拭く感じとまるっきり一緒です。

この仕事になり、朝が早くなった分メイク時間がなくなり助かってます。今や化粧品も1年に1個買い足すかどうか。

まるこ

とっても経済的!

最初はノーメイクな自分が嫌だったのが慣れてくると何も感じなくなります。
メイクをすると違和感さえ感じる今日この頃。忘年会などで化粧をしていくと、見慣れていない職人仲間に「え?」という顔をされまる次第。

普段やらない分、休みの日にメイクして「今日は休みだ!」とオフの気分をあげられて、私にとってメイクはオンオフの切り替えスイッチです。

トイレがない or 汚い

これは女性職人、現場女子のあるある第一位ではないかと思います。
詳し~くはコチラでで述べていますので是非読んで下さい!!

まるこの女職人☆参考書
女職人のトイレ事情。生理の時ってどうしてる? | まるこの女職人☆参考書 こんにちは!女職人まるこです。 いきなりこのテーマ。でもめちゃめちゃ気になりません???なぜこのテーマなのかは私の自己紹介ページをご覧下さい。 では、トイレの利用...

こればかりは女性の少ない建設業界ではまだまだ避けて通れない道です。
でもこの記事を読んで対策すればなんとかなりますのでご安心を!

汗をかいても着替えができない(コンビニへGo!)

続いてはコレですね。
外現場での夏場の辛い問題。トイレの臭さも辛いですが着替えできない問題も辛い!夏は本当に絞れるほどにぐっちょり汗をかきます。

男の職人さん達は昼休みや帰宅前に、その辺で普通に着替えますが女職人はできません!!

なのでそんな時はコンビニへGo!!

トイレでサッと上だけオールチェンジ!もちろん下着も!!
着替える際は、着替えとサラサラパウダーシートなどの拭くものをビニール袋にいれていきます。汗臭い着替えはビニール袋に収納必須なのでおすすめです。

全身シートで拭き上げ着替えるだけでそりゃあもう気分爽快です!

コンビニがないときは仕方ないけどガマン。

必殺奥の手があるのですが、手荷物にないと余裕がないとできません。
でもコレがあるとあらゆる場面で活躍するので紹介します。
それは・・・

ポンチョ!


私はサーフィンをするので、年中ポンチョを愛用してるのですがこれなら着替えの時困りません。
ちょっとコツを掴まないと、ポンチョ内でモゾモゾしなくてはならないので着替えに時間がかかり汗はかきそうですが慣れてしまえばOK!

海やプールで更衣室がない、混んでいる時にこれは便利アイテムです。
最近では、古いポンチョを買い換え捨てようとしましたが災害時のトイレの目隠し用として捨てずに置いてあります。
ひとつ持っておくと目隠しとして使えるのでお勧めです。

謎にモテる(紹介話がくる)

先にも述べた様に、女性職人の数は少なく圧倒的に男性が多いです。
業種にもよりますが一般的な会社などであれば男女比はあるものの、男性女性両方がそれなりに就業しており出会いもあると思います。

が、しかし


建設業の場合男性は女性との出会いが本当に少ないのが現実です。

毎日現場と家を行き来するだけ。合コンしたいけど、そもそも女の子と出会わないからそれも不可能・・・。
仕方ないから、お金払ってキャバクラへいって女の子達と話す。

と悩みを抱えた職人さん非常に多いです。

そんな状況下だからこそ女性職人はモテるんだと思います。ちやほやまではいきませんが飲み会に誘ってもらえたり、なんと施主様からお見合い話も何回かありました。笑

どスッピンで男勝りで働く仕事姿を見て下さっての事はありがたいのですがさすがにお断りしました。
「バツイチなんで~」と言って笑わせながら断ろうとしても、「今の時代普通よ!そんなの!一度でいいから会ってみない?」と勢いがすごかったり・・・(^^;)

モテるかは分かりませんが、同じ職場に「女性がいる」ということ事態が貴重な存在なのです。
「誰か紹介してほしい」なのど繋がりもできるのは男性職人にとっても嬉しい事ですからね!

まるこ

彼氏募集中の女性のみなさん、建設業はわりと「彼氏捜し」には苦労しないと思いますよ?笑

変な誤解を生むといけないので、真面目に話しておきますが恋愛したくてこの世界に入った訳ではありません。
決して、男性陣たちも女性に飢えて目が血走っているわけでもありません。

あくまでも比率面で「モテる」のだと思います。



現場女子、女性職人の方「あ~わかるー!あるあるだよね~!」なんて共感して下さったら嬉しいです(^^)
女職人に興味が沸いた方は「へぇ~!」と参考になったら嬉しです!

最後まで読んでくださりありがとうございました!
ちゃお!

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この記事を書いた人

ペンキ屋とクロス屋を生業として働く女職人まるこ。
29歳で離婚後、親方である兄の元、33歳からペンキ屋の修行を積み40歳で再婚。
もれなく再度 修行できる得点付きで嫁いだ先はクロス屋さん。
二刀流を目指すべく日々修行中。
「女性職人、現場女子、女職人」・・・と世の中ではちらほら見聞きするけど実際どうなの?というギモンにお答えすべく、ブログを立ち上げました。


現役で働く女職人目線で、仕事の向き合い方や気に入った道具の紹介、現場の日常、趣味など多岐にわたり綴りたいと思います。
まだまだ男性が多い“建設業”に足を踏み入れたい方へ何かきっかけを作っていけたら幸いです。


人生は一度きり!

自分が主役の人生を!

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