こんにちは!まるこです!
子宮筋腫による子宮全摘~入院編~でございます。読んで居ない方はこちらの記事からどうぞ(^^)

朝6時頃、看護師さん登場。当日朝6時まで飲み物OKでした。

昨日は寝れましたか?



いえ、あんまり・・・。
爆睡は出来なくて数時間ごとにちょこちょこ3回程起きました。とはいえそんな寝不足といった程ではなく7時頃再び座薬投入。やっぱり結果は思ったほどではでず前日食べたものは一体いずこへ?
点滴もセットしいよいよ見た目病人でセット完了。
そんなこんなでまるおが病院へ到着。8時半開始予定なのでご家族は遅くとも8時には来て下さいと前日に指示がありましたが少し早めに到着。のんびりしていると緊急手術が入ってしまったので開始時間が遅れ10時から10時半くらいには始まるからお待ちくださいと言われました。
って事で急遽暇人な2人。暇なので院内のコンビニへまるおをご案内。とはいえ飲食禁止のため術後何を食べよっかな~って散策してました。
病棟へ戻り、談話室にでもいよっか~なんてのん気にしてたら看護師さんがバタバタとやってきて



やっぱり予定通り手術はじめますので急いで準備してください!



えぇ~!? あ!ハイッッ!!
いきなりー!? 緊急手術どこいったん?と思いながらも購入したクッソ高い弾性ストッキングを履き、T字帯(ふんどし)も履き準備完了!
さぁ手術室へ向かいます。


いってきまーす♪ まだまだ余裕なまるこ。
手術室の扉の前へつくと、家族とはここで一回面会終了になり、手術後に会うとうことでまるおとバイバ~イ!!いってくるね~!とお別れ。
ウィーンっとドアが開きいよいよ!と思いきやまだ廊下。この扉から結構歩きました。その廊下には色々な医療道具があちこちにあり右に左にキョロキョロしてはへぇ~!っと物珍しい声を上げながら突き進み本当の手術室へ到着。
おぉ~!割と殺風景なのね!が初めの印象。にしても人多くね???
ここは大学医学部附属病院の為、研修生がわんさか。
15人程は居たと思われます。
入るとまずは名前生年月日の確認。その後手術台へ寝るよう指示。せっま!!先生が手術の際ピタッと患者の近くで施術出来るように寝台は狭くなっているようです。そりゃ、遠くじゃ手元見れませんもんねw
仰向けになるや居なや超ハイスピードで3名くらいの方が心電図や心拍計る機会やらそりゃもう凄いスピードで装着していきその手際の良さにちょっと笑いが出てきてしまったほどです。
そして装着の都度「〇〇装着確認、〇△異常なし、#$¥?+*※~~~」と謎な用語を話しながらテキパキこなすオペ室の女性達が本当にかっこよく見えました。
されるままに寝転んでいると、目の前にデッカいモニターがあり突然私の心電図らしきものが映し出されました。あー!ドラマで見るヤツ!! 「ピッピッピッ」と音を立てながら動く数字と棒。うっわ~!!と感動しているとバンッ!!!とモニターが消えました。
え?っと思っていたらまた復活しピッピッピッ」と音を立てながらまたモニター復活。
と思いきやバンッ!!!とまたモニターが真っ暗。
すると、



あ~これなんか接触不良かもね~
って。えぇぇぇ~~~~~~!?それめっちゃ大事なヤツなんじゃないの!?大丈夫!?とまぁ大分焦りましたw
第一陣の装着が完了し、麻酔科の先生らしき人へバトンタッチ。硬膜外麻酔が始まりました。
硬膜外麻酔は、脊椎(背骨)の中にある脊髄のすぐ近くの硬膜外腔という場所に、 麻酔薬をいれて、手術部位の痛みを無くす、あるいは軽くする麻酔法です。
手術をする所に合わせて、背中のどこから麻酔薬をいれるかを決め、カテーテルという細い管をいれます。 このカテーテルから麻酔薬をいれて麻酔を行います。
(日本麻酔科学会HPより抜粋)
横向きになり背中を猫の様に背中を丸めて多分痛み止め?局所麻酔?を打ってスタート。なんか背中がグイグイというかズンズン押されてるような感覚。鈍痛みたいな・・・。でも全然耐えられない程の痛みではなく重っ苦しい感じでした。
背中で処置してくれていた2人の声がしていて「ここをこうして、あぁして・・・」「はい!わかりました!あっ!」
「あ?」って何w と同時に鈍い強めの痛みが。思わず「ウ゛ッ」と太めの声をあげるまるこ。
「すみません!痛いですか?痛み止め打ちますね」とおかわり注射。どうやら研修生に教えながら進めている様子。
いやこえ~よwって思いつつも私の体を使って成長しておくれ、研修生たちよ。そして世のため人のために頑張っておくれ。そして早く終ってくれ。と心の中で思ってました。
15分程かけてこの作業が終り仰向けになり、主治医の先生登場。



まるこさん、今日は頑張りましょうねー



はーい。宜しくお願いしまーす。
そして別の方に、マスクを被せられました。



これ酸素ですからね~大きく呼吸しててください。
被せられた「酸素マスク」とやらが顔の上ですごいひん曲がりよう。乗っけただけ状態だったので必死に顔芸を使って中心に持ってこようとしましたが無理でした。
そしてまるこは完全に疑っていました。



これは絶対酸素じゃない!絶対麻酔だ!いよいよ全身麻酔なんだ!
楽しみにしていた全身麻酔にワクワクしながら大きく深呼吸。
すぅ~~~~~はぁ~~~~
すぅ~~~~~はぁ~~~~~~~~・・・・・・・・・・・・・・・
はい、ワープ。



まるこさーん、聞こえますか?手術おわりましたよ~
え?
一瞬でした。目が覚めるとまるおと看護師さん。あー終ったのね。本当にワープしたわ。意識が朦朧としてまるおとの会話はハッキリとは覚えてませんがわりとこの辺は覚えています。大変お見苦しいですがどすっぴんのすっとぼけたひどい状態をお見せいたします。
こんな状態でもまるおに「しゃしん、シャシン」と声にならない声で言っておりました。


意識朦朧でもピースw


いやポーズ変えんなやw
この後シバリング状態に。とにかく寒くて寒くてガクブルが止まらず、看護師さんが電気毛布を掛けてくださりじんわりあったか~。徐々に震えもなくなりました。
そして自室に移動。(移動の間の記憶だけぽっかり抜けています)
戻ると徐々に意識がしっかりし始めました。



だいぶ意識しっかりしてきたね。



うん、さっきよりはかなりね。でもなんか腰めっちゃ痛い。
そうそうにマスクが外され「術後に先生からの説明受けた?」とか会話してました。
で、これですわw


頭ぼっさぼさのBBA
お調子者やってますがこの時結構しんどかった(;Δ;)でもどうしてもカメラの前ではなんかやりたいんじゃ。
BBAの無駄など根性精神。まじで他で使えと思うw
腰が痛くて痛くて、まるおに体制を変えたいと要望。この時自分で足を立てることも出来ませんでした。まるおに足を曲げてとお願いし、膝をたててもらい持ってきた上着を腰に挟んでもらって少しだけ楽に。
ナースコールを近くにおいてもらったりテーブル寄せてもらったり何も出来なかったのを覚えています。
そんなこんなで程なくしてまるおは帰宅。ありがとう~!!
スマホを確認すると、昔からお世話になってるラーメン居酒屋のママさんからラインがあり返信。高校1年生の頃からアルバイトで使ってもらいかれこれ25年のお付き合い。四半世紀じゃんwww
ママは私が第二の母と慕う優しいお母さん。
もちろん写真を添えて返信しました。


自撮りで全然大丈夫でーす!アピールするまるこ。
しかしこの瞬間以外バチクソぐったりw
きっと心配しているであろうオトンにも写真を添えてライン。
↓↓↓
まるこ「やってやったぜ!」
オトン「いい根性してるな!まるおとママから連絡もらったよ!まぁ身体立て直していつもの日常が戻ってくるだな!あと、ちぃ~っとガンバだわ!」
なんか周りを安心させたくて大丈夫だよアピールってしちゃうよね~w
この後は爆睡。と言いたいのですがまぁ寝れませんでした。
足には血栓ができないよう、ポンプが装着されプシュープシュー。おしっこ行かなくていいように手術中にカテーテルが挿入されなんか違和感極まりない。心電図か何か胸にも指にも管だらけ。硬膜外麻酔も背中にあるからその管もあり、もちろん点滴の管も。
なんと煩わしいことやら。
この日は食事はもちろん、水もダメ。でものどが渇く。耐えられるけども乾く。ちょっとでもいいから湿らせたい。
と思い子宮全摘した先輩方のブログを参考に「うがいさせて下さい」とお願いした。
水と紙バケツみたいなものを看護師さんに口元へもってきてもらいグチュグチュペッ!本当すっきりしました!
ちなみにこれ看護師さんが来るたびにお願いしてました。そして本当にのど湿らす程度にすこーーーーーしだけ飲み込みましたw本当ごっくんしない程度。
この日の夜は1時間ごと起きるというかほぼ寝れませんでした。もうとにかく腰が痛いのなんの。たぶんお腹はある程度麻酔きいているようで痛いのか何なのかわからず、とにかく腰と尻の痛みが上回り辛かったです。
寝返り打ちたくとも体が全然いう事を聞かず、痛みに耐えながら腕の力で体制を変えてました。
実は昨日隣のベッドの方がナースコールを事あるごとに押していてあれしてほしい、これしてほしいなど色々訴えていました。そしてそれはそれは苦しそうな声でした。聞いてる(聞こえてくる)と、どうやらお隣さんも子宮関連の摘出らしかったです。
そしてこの手術当日、私が同じ状態に…。お隣さん、きっと昨日が手術当日だったのね。こんなに苦しかったのね。よくナースコールよぶなぁーなんて思ってたけど確かにこれは助けがないと無理!!ってわかりました。
ってことでまるこもナースコール。
あまりにも痛くてクッションをもらいなんとかかんとか足の方へ移動。でもまだ駄目だ。痛い。なんか体もだるい。
それもそのはず、夜の回診で熱が39.4℃。そりゃそうか。臓器とってんだもんよワシ。
看護師さんが氷枕お持ちしましょうか?と言ってくださり頭にのせるとひんやり~!この氷枕「神」でした。
すぅ~っと気持ちよさが広がり寝入ることができたのです!
これのおかげで初め、2時間くらいは寝れました。氷枕がきたので通常枕を腰に斜めにあてたらこれまた体制が楽になり腰の痛みが改善されました。
とは言え、1時間置き位にうめきながらゴロゴロ。看護師さんに「ガスを出すためには寝返りでもいいから動くといいよ」と教えられていたのです。
寝れないし、腰はクッソ痛いし、高熱だし、水も飲めないしで本当にこれ回復するの?!って思いました。
超ポジティブ人間ですがこの日ばかりは、いやこんなんでよくなる日なんかくんのか?って本気で思いました。
でも安心してください。これから手術を受けられる方、受けたばかりの方、
必ず良くなります!!!
だからもしこのブログを読んでくださってる手術前、手術後の不安いっぱいのあなた、こんなポンコツまるこでもこれを書いている今、すっかり元気になったので弱気にならないでくださいね!
そしてこのまま寝れずに夜は更けていくのでした・・・。
~次回へ続く~
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