女性にクロス職人をオススメする5つの理由

こんにちは!まるこです!

一言に建設業の「職人」と言えど世の中には沢山の種類があります。
数ある中でも女性が目指すのであれば断然「クロス職人」をオススメします。

その理由については下記の5つです。

①重労働が少ない

これは女性にとってポイント高いです。重たいものといえばクロスの糊付け機です。ものによりけりですが35~40㎏程度です。

どんな機械か知らないよ、という方はコチラをご覧下さい。我が家で使用している機械です。↓
自動壁紙糊付機 HiβーPremio / ハイベータ プレミオ | 製品・サービス | KLASS株式会社 (klass-corp.co.jp)

結構重たいじゃない!と思うかもしれませんが、常に持ち歩く訳ではありません。車に乗せるときや現場に持ち込みする場合だけでその際には誰かと二人で行えばOKです。
しかも足にキャスターがついているのでコロコロ移動できるから重くない!ちなみに足はワンタッチでコンパクトに折れるので持ちやすくなります。

次に重たいものと言えば「長尺シート」でしょうか。長尺シートとはよく店舗などで土足で歩く場所に使用されているシート状の床材の事です。洋服屋さんや美容室の床など思い浮かべて頂ければ分かるかと思います。

クロス屋さんて壁だけじゃないの?

実は壁だけではありません。どこまで施工できるかはその人によりけりですがCF(クッションフロア)やフロアタイルなど床施工もあります。

長尺シートはメーター数にもよりますが20㎏程あると思うので一人で2階に運ぶなど作業は重くてしんどいです。しかし、最初から一人作業はまずない事なので二人で作業すれば大丈夫です。

ペンキ屋と比べた場合ですが、一斗缶は13~20㎏あり結構大変です。これを片手で持って作業する訳ではありませんが、5㎏程の材料を片手に持ち足場や屋根に上り作業するのは最初はかなりキツいし腰にもきます。

両方経験している私は、比較的クロス屋のが重労働が少ないと感じます。

②需要がある

新築で家を建てる場合やリフォーム、アパートなのど入退去、店舗改装など幅広く需要があります。
国土交通省による令和4年度の住宅着工統計の新設住宅着工戸数は、860,828戸です。

利用関係別

持家 242,132戸
貸家 347,427戸
給与住宅 5,720戸
分譲住宅 259,459戸

前年度と比較すると、全体で0.6%の減少ですが新築のみでこの戸数の多さです。リフォーム、改築などを含めれば日本に建物が有る限り永遠になくならない仕事といえます。

③自宅作業の場合、安心される

施主様の自宅で作業する機会も数多くあります。「内装」作業なのでお宅の中に入るわけですが、施主様が女性の場合施工業者が女性の場合「安心する」とお話し頂けます。
私たちの仕事上家の中をウロウロしなければならないのですが、男性だと少し怖いな、話しにくいな、と思うことがある様です。
あなたが女性の場合、もしご自身の家に作業に来る方が女性だったらどうですか?自分のプライベート空間に見ず知らずの男性があるよりも女性のが安心しませんか?
「女性で大丈夫?ちゃんとできるの?」なんて言われた事は一度もありません。むしろ「今は女性もこういう仕事をするのね!うらやましいわ!」や「男勝りでかっこいいわね!」なんて言われます。
それをきっかけに施主様とは話がはずみ仲良くなることが多いです。

④天候に左右されにくい

外仕事と中仕事で決定的に違うのが「天候に左右されるかどうか」です。
ペンキ屋に在籍していた際は、雨になるとどうしても外壁の場合は作業が出来ません。工程は進まないし、日給月給の場合は収入にも響いてしまいます。
ちなみに私は給与において最低保証賃金を設定してもらっていました。

仮に1日の給与が10,000円だった場合、25日稼働したら250,000円ですが梅雨時で18日間しか勤務できなかったとしても200,000円は払いますよ、というものです。これは本当に助かりました。

その点、内装の仕事であれば天候に左右される事なく作業可能です。細かく言えば湿度や温度の影響などを受ける事もありますが「全く作業できない」という事はありません。ペンキ屋の時の様に「雨だから工程を変えて晴れてる隙にこの作業を進めて・・・」など気にせず作業できる様になりました。
断然、仕事の予定も組み安いです。

⑤日焼けをしない

近年のあっっつーーーーい夏が続く日本では、さんさんと降り注ぐ太陽で日焼けが尋常じゃありません。
ペンキ屋ではどんなに塗ってても顔は焼けます!腕や足は服で隠れてますが、汗だくだくの顔は毎日何度も日焼け止めクリームを塗り直してますが焼けます。
とか言ってますが、私は生粋の海好きなので日焼け全く気にしてません。笑
夫婦でサーフィン、釣り、素潜りなどするので1年中季節関係なく週一ペースで海です。
むしろ黒くなった方がちょっと体が締まって見えるんじゃないか?とさえ思い込んでいます。若い頃からそんな状態なのでシミはあるけど気にしてませんが、世の女性はシミはやっぱり大敵ですよね!
内装仕事で良いのは直射日光のに何時間もさらされる事がないので、日焼けの心配がないのがメリット。

デメリットはないの?

まるこ

デメリットといえば手に糊が付くくらいかなぁ・・・。でも水ですぐ落ちるし・・・。
あ!手荒れ!!水をよく使うので手荒れするので冬はハンドクリーム必須です!

挙げればまだ色々なメリットはありますが、女性にとったメリットを大きく5つにまとめました。
体格や筋力も違うので男性と全く同じとはいきませんが、体力がない女性でも比較的に始め易く、お客様に安心されるという女性ならではのメリットもあります。

不安ばかり考えていても先に進みません。まずは一歩先に進みましょう!

✔職人に挑む前にコチラも読んで参考にして下さい


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この記事を書いた人

ペンキ屋とクロス屋を生業として働く女職人まるこ。
29歳で離婚後、親方である兄の元、33歳からペンキ屋の修行を積み40歳で再婚。
もれなく再度 修行できる得点付きで嫁いだ先はクロス屋さん。
二刀流を目指すべく日々修行中。
「女性職人、現場女子、女職人」・・・と世の中ではちらほら見聞きするけど実際どうなの?というギモンにお答えすべく、ブログを立ち上げました。


現役で働く女職人目線で、仕事の向き合い方や気に入った道具の紹介、現場の日常、趣味など多岐にわたり綴りたいと思います。
まだまだ男性が多い“建設業”に足を踏み入れたい方へ何かきっかけを作っていけたら幸いです。


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